

思いをこめたプレゼント
学校は、多様な価値観をもつ人たちが集まる場であり、その中で子どもたちは互いの考え方や感じ方の違いに気づき、学びを深めていきます。しかし、価値観の違いによって深刻な悩みを抱えてしまうこともあるかもしれません。たとえば、「お金」についての価値観は家庭や経験によって差が生じやすく、日常の中で話題にしにくいテーマでもあります。
本教材では、お世話になった部活の顧問に感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈ろうとする生徒たちの姿が描かれます。その1人・アサトは、友人たちの提案するプレゼントの金額の高さに戸惑いますが、気まずさからか、何も言うことができません。
本教材では、子どもたちが自分と他者の考え方の違いを理解し、相手の立場に立って考える力を育むことをねらいとしています。「お金」という普段は触れにくいテーマだからこそ、教材を例としながら、対話を深めていけたらと思っています。



















































